三上 光徳
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こんにちは。
士業専門集客コンサルタントの
三上です。
ひと昔前とは違って、
士業も“生き残り”のための道を
必死で探らなければいけない時代と
なってきています。
では、
生き残るためには何が必要か?
その答えは、
士業以外の他の業界にあるのでは
ないかと思います。
しかも、
他の業界の“常識”と言われること
の中にあるのです。
“業界の常識”というもの
いわゆる“業界の常識”などと
言われるものってありますよね。
つい先ほどの話なんですが、
とある駅にあるラーメン屋さんに
入りました。
その駅は、初めて降り立った駅です。
ちょうどお腹がすいていたので、
ラーメンでも食べようかと思い
食べログで調べました。
点数の高いラーメン店が何件か
ヒットしたのですが、
その中でも『3.6点』という
高得点をゲットしているラーメン店
に入ることにしました。
お店に行くと、
既に4人ほど並んでいました。
私もその列に並びました。
その後もお客さんは途切れず、
常に行列ができているような状況
でした。
で、そのお店の味は
どうだったかというと、
確かに美味しかったです。
しかし、
それ以上に驚いたことが
ありました。
それは・・・
接客の素晴らしさです。
並んでいる客への対応、
複数人で来ているお客への対応、
子供連れの家族客への対応、
食事中の客への対応、
食べ終わった客への対応、
などなど、
人に対する気遣いが素晴らしい。
また、それのみならず、
お客さんの持っている荷物や
カウンターに置いてあるお水や
調味料類などなど、
とにかく気遣いが行き届いてる
ことがすぐに分かります。
店員さんも笑顔で
非常に気持ち良い接客を
しています。
・・・
もしかすると、これを
——————————
“接客業だから当たり前”
——————————
と捉える方もいるかもしれません。
しかし、
少なくとも「ラーメン店」という
ジャンルでここまで気持ち良い
接客を受けたことは
私の記憶にはありませんでした。
さて、
ここにひとつヒントを見つけました。
——————————
少なくとも「ラーメン店」という
ジャンルで・・・
——————————
という部分です。
確かに、
「ラーメン店」以外のジャンルの
飲食店だと、
こういう丁寧な接客を受けたことが
あります。
しかし、
「ラーメン店」という分野に限ると
こういう丁寧な接客を受けた経験が
ないのです。
“士業の世界”以外の常識を取り入れてみる
士業の世界ってかなり特殊ですよね。
私の経験でいうと、
「三上さんって会計士なのに、
全然エラそうにしないですよね」
「三上さんって税理士っぽくなくて
話しやすいですよね」
みたいなことを
結構な頻度で言われます。
ちなみに、今日も言われました。
こういうことを言われるたびに、
他の方はどんだけエラそうに
してるのかと、
ちょっと心配になります。
さて、ここからが本題ですが、
==========
士業は、
他業界における“マーケティングの常識”
を取り入れてみることで大きく進歩する
==========
のではないかと思います。
何も特殊なことをやるわけでは
ないのです。
ラーメン屋の例で言えば、
・1人で来てるのか複数人で
来てるのかを把握して、
それぞれに合わせた誘導をする
・お水や調味類などもおろそかにせず
気を配る
・笑顔で気持ちよく接客する
くらいの、
ある意味で常識的なことを
当たり前にやるということ
が大切なのだと思います。
他業界では当たり前のマーケティング戦略を、士業の世界に持ち込む
例をあげるにしても
ありすぎるので、
今日は1つだけ紹介したいと
思います。
例えば、
——————————
“ポジショニング”
——————————
という考え方です。
この考え方は、簡単にいうと、
ライバルと比較された時に
自分が優位に立てる場所を見つけ、
そこに位置するということです。
もっというと、
ライバルと比較された時に
優位にたてる比較軸を見定めて、
その比較軸の上で勝負するように
仕向けるということです。
この考え方は、
マーケティングの基本
ともいえるものですが、
その基本を忠実に実行している
士業は極めて少ないです。
そして、
好調な士業事務所は、
意図的かそうでないかはともかく、
総じて良いポジショニングをしている
ケースがほとんどなのです。
なので、今すぐにでも
このポジショニング戦略を見直す
ことをお勧めします。
今の士業業界であれば、
それだけでも大きな効果を生む
可能性が高いです。
まとめ
- 士業の世界の常識と、
他業界の常識は異なる。 - 他業界では当たり前の
マーケティングの常識を
士業の世界に持ち込めば、
ライバルから一歩抜け出せる。
では、またお会いしましょう(^^)