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三上 光徳

士業が生み出す付加価値の拡大を支援するコンサルタント。公認会計士でもある。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
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こんにちは、士業のプロデューサーの三上です。

今の時代においては、多くの人がFacebookやTwitterなどのSNS(Social Networking Service)を使って、他者とつながり情報収集をしています。
司法書士が営業をするにあたってもSNSを活用しない手はありません。

ただ、「SNS集客」と言われても何から手を付けて良いかわからないし、どういったメリットがあるのか知りたい、という先生方も多くおられるでしょう。
そこで今回は、司法書士のマーケティング戦略でSNSを活用する方法をご紹介します。

1.SNS集客の特徴とメリット

まずは、SNS集客の特徴やメリットをみてみましょう。

1-1.親密になりやすい

SNSとしてはTwitterやFacebookが有名ですが、これらを利用すると、顧客や他業種の方と親密になりやすいです。
このことは、司法書士などの「先生業」にとっては非常に重要なことです。

一般のリアルな関係では、どうしても「先生」は遠い存在であり、親近感を持ちにくいものです。
ところがFacebookなどを利用すると、日常的な関心事や撮影した写真などを自由に投稿できるので、自然とその人の本質が垣間見えます。

またお互いに「いいね」などとし合うことにより、さらに親近感を高めることができます。
司法書士の「先生」と言っても、実際には親しみやすそうな人だな、と思ってもらえたら、問い合わせのハードルも下がりますし、顧客を紹介してくれる他士業や経営者などの人ともつながりやすくなります。

1-2.異業種交流できる

FacebookなどのSNSを利用すると、簡単に異業種交流できることもお勧めの理由です。
通常、司法書士が仕事を獲得するために異業種交流しようと思ったら、現実に異業種交流会やセミナー会場などに行って名刺交換をして顔を売らなければなりません。

SNSであれば、事務所にいながらにしてメッセージのやり取りや投稿だけで、お互いに関心を持ち合える異業種の方と知り合いになることができます。
気が合えば、リアルで仕事の紹介をし合える関係になれる可能性も十分にあります。

また、不動産登記や相続に関心のある方からSNS上で直接問合せを受けられるケースもあります。

1-3.ファンを増やせる

SNSによってつながりを強化できると、自分の「ファン」が現れます。
ファンであれば、自分に何かあったときに相談に来るでしょうし、周りに困っている人がいたらどんどん紹介してくれるでしょう。
司法書士の先生が普通に仕事をしていてもなかなかファンは集まりませんが、そういったことができるSNSには強い力があります。

2.SNSによる情報発信の方法

司法書士の先生がSNSを使って情報を発信するとき、具体的には何をすれば良いのでしょうか?

まずは、Facebookに登録してみましょう。
Facebookは実名で登録している人が多く、顔写真を載せることがむしろ通常ですし、ベンチャー企業の社長やいろいろな士業の方なども利用しているので、リアルな取引につなげやすいです。
Facebookに登録したら、自ら多彩な情報を発信し、ビジネスに関連しそうなコミュニティに参加したりして人脈を広げていきましょう。

SNSとしてはTwitterも有名で利用者も多いです。
Twitterは架空や匿名で登録している人も多く、相手がどのような人か分からないことも多いです。
だからといって匿名登録にするのではなく、司法書士+実名で登録を行い、フォロワー(読者)に有用な情報を発信することを心がけましょう。

SNSの活用は、すぐには仕事につながらないかもしれませんが、だんだんとつながりが広がるにつれて、ファンが増え依頼が入るようになります。
楽しみながら長期目線で信用を築いていくことが大切です。

3.ブログとの連携

SNSを利用するときには、ブログと連携させるのもお勧めです。

ブログを投稿したときに、同時にFacebookやTwitterでも紹介するのです。
自動的にFacebookやTwitterに投稿されるような設定をすることもできます。

ブログが育っていない初期の段階では、このSNSとの連携がかなり重要なアクセスルートになるので意識しておくとよいでしょう。
ブログを読んでもらい事務所や先生ご自身のことをよく理解してもらうきっかけのひとつとして、SNSを機能させるのです。

4.顧客との関係強化を意識する

FacebookやTwitterなどのSNSを利用するときには、見込み客や異業種、会社社長などの「友達」との関係強化を意識しましょう。

相手におもねる必要はありませんが、自分のファンを増やすためにFacebookをやっているのだという意識を持って、サービス精神を持って投稿やコメント、返事などを書き込むようにしましょう。
普段は「先生」としての目線で顧客に対応されている方でも、SNSを利用するときには少し視線を落としてあげると良いでしょう。
親しみを持ってもらうことにより、顧客の紹介や問合せにつながりやすくなります。

 

以上が司法書士の先生のSNS戦略です。参考にしてみてください。

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