三上 光徳
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こんにちは。
士業専門集客コンサルタントの三上です。
士業の皆様は、
SEO(エスイーオー)対策というものをご存知でしょうか?
本日は、士業が取り組むべきSEO対策について、全体像が分かるように説明をしたいと思います。
3分ほどお時間をとってお読みいただけると、その重要性とポイントが理解いただけると思います。
まずは、SEO対策のざっくりとしたイメージ
簡単にいうと、
SEO対策とは、Googleからの評価を高めることにより検索結果の上位に表示されることを狙う施策です。
もし、
- 検索ニーズのある検索キーワードで
- 検索結果の上位に表示される
ことができれば、webサイトへのアクセス数を各段に増やすことができます。
月に1万人の人と実際に会うことは現実的に不可能ですが、月に1万回見られるサイトを作ることは可能なのです。
ちなみに、Yahoo!の裏で動いている仕組みはGoogleのものなので、『Google対策=Yahoo!対策』、です。
SEO対策の目次(分類)
以下の3つに分類して説明をしたいと思います。
- コンテンツSEO
- 内部対策
- 外部対策(被リンク対策)
比重でいうと、一つ目のコンテンツSEOが98%くらいです。
つまり、
==========
SEO対策とは、コンテンツSEOである
==========
くらいのイメージです。
二つ目の内部対策も、知っておいたほうがよいです。
三つ目の外部対策は、知識としては持っていたほうがいいです。
SEO対策としてやれることはほぼ無いのですが、業者からかかってくる営業電話対策にはなる、というくらいのイメージです。
1、コンテンツSEO
まずは、コンテンツSEOの説明です。
簡単にいうと、コンテンツSEOとは
“検索ユーザー(見込み客)の求めるコンテンツを作ってwebサイトに掲載する”
というものです。
以下では、行うべき手順に沿って説明していきます。
手順1:検索ニーズのあるキーワードを調査する
検索ユーザー(見込み客)が、どのような言葉で検索しているのかを調査します。
それは、勘で行うのではなく
“Googleキーワードプランナー”
などのツールを用いて客観的に行うことが必須です。
士業のような専門家が検索する時に使う検索キーワードと、専門家ではない見込み客が使う検索キーワードは全く違います。
その点を意識して調査しないと、全く的外れな方向へと進んでしまうので要注意です。
手順2:検索ユーザーが求める情報をライバルに負けない水準でコンテンツ化する
ポイントは2つあります。
まずは、
==========
検索ユーザー(見込み客)が求める情報をコンテンツ化する
==========
という点です。
士業という専門家が書きたい情報をコンテンツ化するのではなく、
“検索ユーザー(見込み客)が求める情報”
をコンテンツとするのです。
しかしながら、これができている士業は、極めて少ないです。
だからこそ、今のうちにこの考え方を実行に移せる能力を身につけてほしいのです。
実行に移せるくらいになれば、将来大きな差となって表れることは間違いありません。
もうひとつのポイントは、
==========
ライバルコンテンツに負けない水準を保つ必要がある
==========
ということです。
Googleの評価は相対評価です。絶対評価ではありません。
常にライバルコンテンツを意識して、それを上回る水準をキープすることが必要となります。
ちなみに、ライバルを上回る水準とは検索ユーザーが求めている情報に関して、より深くより分かりやすくコンテンツ化するということです。
専門家としての専門性をより深くすることとは異なるので注意してください。
手順3:コンテンツ公開後、検索順位の動きを確認しながらコンテンツを改良する
コンテンツを公開して、それが一発で狙い通りに上昇してくる場合もありますが、そうならない場合も多いです。
その時は、状況を客観的に分析してコンテンツに改良を加えて反応をみるというプロセスを繰り返すことが必要となります。
2、内部対策
内部対策については専門的な対策も結構あるのですが、まずは、以下の点を頭に入れておけばよいです。
それは、
==========
検索ユーザー(見込み客)が、あなたのコンテンツを見やすいように記事間のリンクを丁寧に行う
==========
という点です。
NGの例としては、
色んなコンテンツをみてほしいからといって、そのコンテンツに関連性のないコンテンツのリンクをやたらと入れ込む、
といったような施策です。
これは、検索ユーザーにとってはコンテンツが見にくくなるだけなので、結果としてGoogleの評価も下がります。
良い例としては、そのコンテンツに関連性のあるコンテンツのリンクを丁寧に誘導しているケースです。
例えば、
関連性のあるリンクを「この記事」や「こちら」と表現して誘導したり、URLを直接貼って誘導するのは、
丁寧な誘導とは言えません。
それよりも、リンク先のコンテンツ内容が分かるような表現
(ex.リンク先の記事タイトルを用いてリンクしたり、リンク先の記事を簡潔に表す表現を用いてリンクしたりする)
でリンクしてあげると、検索ユーザーの使い勝手も高まり、その結果Googleの評価も高まります。
3、外部対策(被リンク対策)
良質な外部のサイトから、あなたのサイトにあるコンテンツがリンクされれば(被リンク)、あなたのサイトの評価はあがります。
しかしながら、あなたのサイトをリンクするか否かは、その外部サイトの運営者が決めることです。
なので、基本的に外部対策(被リンク対策)は気にする必要はありません。
以前は、SEO対策業者が、コントロール可能な多くの外部サイトを作って、そこからの被リンクを作り出すというようなことをやっていたケースが多くありました。
しかし、今はそのような施策の効果はほとんどないどころか、悪質だと判断されればペナルティの対象となりかねません。
理由は簡単で、このような施策は検索ユーザーにとって何も利益を生み出していないからです。
Googleは、検索ユーザーにとって意味のあることは評価しますが、そうではないことは評価しないのです。
なお、いまだに効果のない、下手をするとペナルティを受けかねないSEO対策(被リンク対策)を行うSEO業者も存在しますので、営業を受けた際には注意しておいたほうがよいです。
まとめ
Googleは、10個の理念を掲げています。
ぜひ、『Googleが掲げる10の事実』で検索してみてください。
その中の最初の部分に、
==========
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています
==========
という文言があります。
ここにすべてが凝縮されているといってもよいでしょう。
ぜひ、
- 検索ユーザーが求める情報を
- 検索ユーザーが理解できる形で
- 関連する情報も適切にリンクするように
web上のコンテンツを作ってみてください。
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