三上 光徳
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こんにちは、士業のプロデューサーの三上です。
司法書士が自身のマーケティング戦略を検討するとき「セミナー開催」も1つの選択肢となります。
ただ、いきなり「セミナー」と言われても、どのような内容のものを開催すれば良いのかわからないとか、どういったメリットがあるのか知りたい、という先生方もおられるでしょう。
そこで今回は、司法書士にお勧めの「セミナー」による集客方法をご紹介します。
司法書士が開催するセミナーの種類
司法書士がセミナー講師をするとき、どのようなテーマがあるのか分からないという方がおられるかも知れません。
司法書士は法律の専門家であると共に不動産の専門家とのイメージがあるため、そういったものであればテーマは何でもかまいません。
たとえば以下のような例があります。
- 遺言書の作成方法
- 成年後見制度について
- 家族信託について
- 会社法について
- 不動産投資について
- 債務整理について
- 事業承継について
- 民法改正について
こうしたセミナーができることをホームページに記載しておけば問合せがくる可能性があります。また、折に触れて「セミナー講師を引き受けます」と言ったり商工会議所などに売り込んでみたりするのもよいでしょう。
司法書士がセミナーを開催するメリット
司法書士がセミナーを開くと、以下のようなメリットを受けられます。
参加者に知ってもらえる
まずは、司法書士ご自身をセミナー参加者に知ってもらえます。
「この先生は法律に詳しいな」
「何かあったら相談してみよう」
そのように考える人が増えてくれたら、見込み客数が増加して将来の問合せにつながります。
個別依頼につながる
セミナーに参加した人がすでに悩みやトラブルを抱えていたりする場合には、直接依頼してもらえる場合もあります。
「先生」という立場がはっきりする
セミナーを開催すると、司法書士は「先生」という立場で物事を解説したり教えたりする立場となります。
このことにより、セミナー参加者は司法書士を「頼りがいのある人」「いざとなったら助けてくれる人」と認識します。
つまり、セミナーの開催を通じて、一介の司法書士とセミナー参加者の関係が、「先生」と「見込み客」に変わるのです。
これまで悩みを抱えているけれども相談にまでは至っていなかったという方でも、司法書士への相談のハードルが下がって問合せをしやすくなりますし、周囲に困っている人がいるときには「この前参加したセミナーの〇〇先生という人が詳しそうだったよ」などと言って教えたりする可能性も高まります。
以上のように、司法書士がセミナーを実施すると、セミナー講師の費用が入ってくる以上のメリットを受けられます。
事務所のサービスメニューに「セミナー講師」を含めておられなかった先生は、これを機に是非とも実践してみてください。
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